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手越さんとNEWSについてゆるい中堅ヲタが考察するぶろぐ

Z世代と毒親が生み出したSNSの奴隷 ~SNSをやめます~

(2020年8月16日時点で自分のTwitterに書いていた事を、ほぼ原文そのまま載せています)

#SNSと私

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【フォロワーさん周知】

8月17日になったぐらいで、このアカウントを削除します!

理由は「自分の世界を広げたいから」「夢を叶える為にはSNSの奴隷をやめなきゃ変われないと思ったから」です。

(NEWSと手越が嫌になったとか、SNS疲れでは全然ないです)

正直ブログに思ってることをまとめて、そこにちゃんと思ってること綴ろうかとも思ったのですが、その編集時間すらも惜しくて、ここで簡潔に綴ることにしました。

2016年からアカウントを見てくださった方々には突然ですみません。思い出のある垢を削除するのは抵抗がありますが、17日に削除します。

私は自分のことを「Z世代と毒親が生んだSNSの奴隷」だと思っています。

私は視野が狭いです。

私は幼稚園の頃からPCを与えられネットで遊び、小学生の頃はハンゲーム、中学生の頃はアメブロ・2ちゃん、高校からはずっとツイ廃でした。

私は20年間、ずっとネットの世界で生きてきました。

それと反比例するのかは分かりませんが、現実世界ではいつも友達が少ない子どもでした。

大人になった今、視野の狭さや、大枠で言えば人との接し方が上手くできなくて、自分というものもちゃんと分かってなくて、生きづらい日々や仕事の日々を送っています。

でも今のままじゃだめだと思うんです。

私の夢は、ぼかして言えば「自分の力で人を幸せにする」「お金持ちになる」ことです。
本当の意味で人に影響を与えられるエンタメを作りたいです。

だから、「ネット以外の世界」、現実世界で上手く生きられるように、まずはもっと自分を大切にできるようになりたいんです。

ネットでいくら支持を頂いてアイデンティティを保っても、ブログが4万ビュー行ったところで、現実世界の私…というより「私の現実世界のアイデンティティ」には、何も還元されないんです。

Twitterは便利です。マーケティングの材料にできるぐらい便利です。

最近だったらツイッターデモといった動きで国を動かすこともありました。それくらいツイッターは「世論・口コミを見るのに最適なツール」だと思われている、そういう素晴らしさがあるのは事実だと思います。ネットから続々と人気者になるミュージシャン等が出るのも、素晴らしいことだと思います。

でも「ネットの世界にしかアイデンティティを持っていない人間」が、私がなりたい「現実世界で成功する」「人に影響(幸せ)を与える」ことができるのか、生産者側になれるのか?と考えると、私は違うと思いました。

Twitterには日々「好き」の気持ちも「嫌い」の理屈も溢れかえっています。

でも、それは「誰でも表現できる楽しさ」「新しい友達を探せる喜び」と同時に、私みたいに「アイデンティティが無い人」にとっては、拠り所になってしまうんだと思います。簡潔に言ってしまえばネット依存です。

いくら「私は○○が素晴らしいと思う!」とか、「私は○○はどうかと思う!」と、

主張して、何100何1000何万と「いいね」や「拡散」されることで支持を貰っても、又は議論が繰り広げられても、
世界は中々変わらないんです。

それ以上に、現実の自分自身には、なんの還元も無いんです。

私はネット依存です。幼稚園の頃からネットの世界で生きてきました。

私には「他人と自分の境界線」が分かりません。自分が分からないから、自信が持てません。
TwitterのDMや、マシュマロ等で沢山「れいさんのことが好きです」と言ってくれる人が沢山います。嬉しいです。でも、現実の自分は中々変われていません。それは、私を好きな人たちのせいでは全然なくて、

「私自身」が「現実世界の私と真剣に向き合ってない」愚かさの表れだと思います。「好きです」と言ってくれる人たちが折角いるのに、向き合えてない。そんな自分は失礼なんじゃないか、と今は思います。

だから、私は仕事で必要な時以外のネット、SNSをやめます。

私の母はネトゲ廃人で、「私がいなきゃギルド戦が回らない」と言い出すような人でした。正直、まともに会話しようとしても、噛み合わないくらいには、戻れなくなっちゃったんだなと思っています。

Twitterを眺めていると、そんな母みたいな人を沢山見かけます。

「私が言わなきゃ」「俺が応援しなきゃ」「僕が文句言わなきゃ」、

そんなことに責任感持ったところで、なんも、なんも自分には返ってこないんです。どうしても私は、声の大きい人を見ると、友達がいなくて、寂しくて、寂しいことも忘れた自己愛の低い母のことを思い出して、悲しくなります。

でも、私は今「なりたくないそれ」に確実になっています。
ネットにしかアイデンティティの無い自分。現実世界で自分を振り返ると、悲しくなることの方が多いです。

私にはSNSの「好ましい」使われ方が分かりません。

でも、Twitterには、SNSには、ネットには、もっと良い使われ方があるんじゃないかと、思わずにはいられません。

私は「騙されやすい人を狙った広告」が嫌いです。人の弱みにつけ込んだ広告というか…その人の欠点を指摘して、だからこの商品どう?みたいな広告が嫌いです。
理由は「人として美しくないと思う」、それ一択です。

広告も表現、そしてエンタメの一端であると思います。
私は、そんな「本当の幸せ」を届けないエンタメを作る人間になりたくないです。

話があっちやこっちやしてしまいますが…でも、

今の私には、ネットで「現実世界の人の心を豊かにする」方法は分かりません。もしかしたら、もうそれを知っているビジネスマンが世の中にはいるのかも知れないけれども、視野の狭い私は、そこまで辿り着くことができていません。

また、TwitterをはじめとしたSNSで、「ミュートやリストを作ることで、自分にとって居心地のいいTLを作る」という、安全策の定説というか、良く言われる「Twitter世渡り術」みたいなのがあります。
依存してない!と完全に言えるくらいだったら、SNSをそういう世界にした方がいいと思うんです。

完全に趣味!みたいな…なんていうんだろう。上手く言葉にできない。
でも、私みたいなアイデンティティの無い人がそれやったら、ネットの世界でしか生きてない人がそれやったら、かなり危ないと思うんです。

だって、自分にとって心地良い、偏った情報しか入って来ないんだもん。

大学時代に、よく学科の教授が生徒に
「ネットで調べるのもいいけど、ネットは検索窓に〈ターゲット〉を入れることで〈ターゲット〉の情報を手に入れることしかできない。情報の取得距離は最短だけど、付加情報、言ってしまえば〈無駄な情報〉が入ってこない。だから本はいいぞ」
と言っていました。

それと同じだと思うんです。
自分にとって〈非効率な情報〉が得られないと、人間は世界がどんどん狭くなっていくんだと思います。多角的に物事を見られなくなるというか、色んな価値観を知ることができないというか。

その状態が私にとっては生きづらいから、私はネットをやめます。

ウィズコロナの時代、リモートワークも増えた時代、アーティストもネット配信でライブをやる時代。ネットは、どう頑張っても現代人からは切り離せない時代になったと思います。

ネットの利便性や、幸せな使い方、悪影響、それらはどんなだろうと時々考えます。

そんなことを考えるから、自分がネットの使い方を間違えて今現実世界で苦しい思いをしているから、
私は「本当に幸せを届けるエンタメ」を作りたいと思うのかも知れません。

私はこんな偉そうな事を理屈っぽく書いている人間ですが、現実ではなにもない人間です…と思うぐらい自己愛が無いです。

ヒトに叱られてばかりです、他人に興味ないとか自己中とか言われてばっかりです、他人の気持ちが分からなくて悩むこともトラブルになることも沢山あります、ありました。全部自覚してるからこそ、自分に全然自信が持てません。

でも、どうやら私は、他人には無い感性を持っていて、自分の仕事の「才能」だけはあるようです。(でもそれすらも沢山他人に指摘してもらっても、素直に受け止められないくらい認知が歪んでます)

私は幸せになりたいです。自分のなりたい自分になりたいです。自分の才能を潰したくないです。

だから

「私はSNSの奴隷をやめます。」

いつか私の作ったモノで他人が幸せになれるように、まずは「現実世界の自分」と一生懸命向き合いたいと思います。

言ってることちぐはぐかもだけど…この呟きが、誰かの背中を押す言葉になったら、私は嬉しいです。

リアルでも仲良くしてくれたフォロワーさんや、いつも覗いてくれる方には、突然の垢消し宣言申し訳ありません。
正直私も沢山の思い出のあるアカウントを消すのは躊躇いがあります。
でも、それでもやりたいことが私にはあります。

ネットでしか繋がってない人には関係を断つことになってしまって申し訳ないです。
一方で、連絡先を知っているフォロワーさん方は、いつでも気軽に連絡してください。それは素直に嬉しいことです。共通の趣味の話でも近況でも何でも。

でも、きっといつか、いや絶対、
ここで見てくれていた人たちを幸せにするエンタメを届ける人間になってみせます。

今まで本当にありがとうございました。

私は、自分を大切にするために、一歩を踏み出します。



れいより

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この記事をいつか読み返した時に、
私が幸せでありますように。